インプラントのメインテナンス
術後のメインテナンス
インプラントは、人工といっても天然の歯と同様のメインテナンスが必要となります。
より長持ちさせるために、しっかりとブラッシング指導を受けて、日々磨くことが大切です。
また、プロである歯科医師の検診を定期的に受けることをお勧めします。
アフターケアとインプラントの寿命
- インプラントでのかみ合わせに問題がないか、負荷がかかりすぎではないかがポイントのひとつです。
- インプラントはメインテナンスが良好であれば、10年から20年は 95%以上の確率で維持できるものです。
- 日ごろのブラッシングや定期検診、メインテナンスの心がけで、インプラントの寿命が変わります。
定期検診の重要性
インプラント治療が終わったからといって、そのままでインプラントが一生機能するわけではありません。
インプラントを長持ちさせるには様々な努力が必要になります。
例えば、インプラント周囲組織の炎症を防ぐこと、歯石・歯垢などの汚れが付着してないか、上部構造(かぶせもの)の状態は問題ないか、などが重要になります。
そのためには、日頃から、家庭内でしっかりとブラッシングをするとともに、定期的にプロに相談し、検診を受けるようにしましょう。
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)
PMTCとは…
ご家庭での歯磨きなどでは落とすことができない歯の汚れやバイオフィルムなどを、歯科医師や歯科衛生士といった専門家が専用の機械を使用してそれらを強力に取り除いていく治療です。
歯周病予防や虫歯予防はもちろんのこと、治療後はツルツルとした気持ちいい仕上がりになるため、定期的に利用される患者様も多くいます。
治療の流れ
表面清掃 |
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水のジェット噴射により、ステインやくすみなど歯に着色したものを取り除いていきます。 |
歯研磨 |
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回転ブラシとカップを使用し、研磨用のペーストで歯の表面を磨きます。これをすることで、表面がツルツルになり、歯垢や歯石がつきにくくなります。 |
フロス |
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歯間ブラシなどで、歯と歯の間の汚れを丁寧に取り除きます。 |
歯肉のマッサージ |
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歯茎をマッサージすることで、血行促進の効果があります。 「とても気持ちのよい!」と好評ですよ。 |
フッ素塗布 |
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フッ素でエナメル質を強化します。汚れが付着しにくくなるというメリットもあります。 |